【CIA試験合格者インタビュー：SIGさん】

合格レベルの学力養成は、試験対策Webアプリで十分でした。
いずれのパートも、一通り学習し終えるまでは「弱点克服」機能で学習完了（100％）にするようにしました。
試験直前の追い込みでは、各項目「１問でも間違えたら全問やり直し」という方法で、間違えた問題を主にしつつ満遍なく解きました。
最終的には、通勤時間の往復合計１時間程度で125問以上は解けるようになって、２、３問程度しか間違えなくなりました。

参考資料として以下を購入しましたが、半分も読んでいません。
・専門職的実施の国際フレームワーク 2017年版
・公認内部監査人資格認定試験対応 内部監査基本テキスト〈第4版〉

また、WEBアプリの問題を記憶してしまったこともあり、試験慣れのために以下を購入しました。一番役に立ったのはIIAの模試です。
・CIA試験模擬問題集2019 単行本（一般社団法人日本内部監査協会）
・IIAの模試（全パート）
・受験機関Tの模試（全パート）

IIAの模試問題は、文章の微妙な読みづらさや、覚えのない固有名詞が登場（既知の用語でも訳し方が違ったり別名だったり）しますが、本番の試験問題も同じような読みづらさで、覚えのない固有名詞が出ました。
また、画面イメージが本番の試験問題とほぼ同じでした。
会員価格でも89ドルと高いですが２回分あり、自分はいずれも合格点に達しなかったので、本番を３度目の正直になった感じにも思います。
ただ、IIAの模試は採点前に回答・解説を確認しないと、後から見直すことができないので要注意です。
パート１模試を見直し前に採点終了してしまい、IIAに問い合わせましたが、システムの仕様上、採点終了前の状態に戻せないとのことで、やむを得ず再購入しました。

通勤時間などのスキマ時間を利用して学習することができたので、本当に助かりました。

スマホでもPCでも学習できたので、直前の追い込みでは、通勤など外出時はスマホ、自宅では本番に近くするためPCで学習しました。

機能面では、「弱点克服」にて間違えた問題を自動選択して重点的に解くことができたが、特に本番直前の追い込みに役立ちました。

WEBアプリを使っていなかったら、独学ならばおそらく途中で諦めたと思いますし、講師の講義を受けるやり方は、私には非効率だったと思います。

おすすめの学習方法：

これから受験される方へのアドバイスとしては、新シラバスでの試験が始まってしまうので傾向が変わるかもしれませんが、問題数の多さと時間は変わりませんので、WEBアプリの問題を反射的に正答できるぐらい仕上げてから受験することをお奨めします。

受験料が高いですし、本番の試験問題は、私は３パートとも、「絶対に大丈夫」と思った問題は６割ぐらいでした。

後の４割は「２択」で悩むことが多く、見直し段階で微妙な違いを見つけて最終判断することが多かったので、判断材料となる知識はあればあるほど、良いと思います。

そうは言っても、出題範囲が広く、何もかも覚えることは不可能だと思います。

３パート全て受験して思ったのは、「知らない用語があっても正答できる」問題がたくさんあるのではないか、ということです。

基礎的な用語は覚えていなければなりませんが、マニアックな用語が含まれる問題は、「用語を知っているかどうか」ではなく、「記述内容の論理が妥当かどうか」を問うものが多いのではないかということです。

パターンとしては、「４つの選択肢中、１つは意味不明な用語があるが、他の３つの選択肢は間違い（あるいは正しい）と思われる」というものが結構あったように思います。

最終的には、やれるだけのことをやり尽くしたら、自分を信じて「諦めないこと」だと思います。WEBアプリで培った学力は、間違いなく合格水準に到達します。挑戦中の方の合格を心からお祈りします。

以上です。本当にありがとうございました。